占星術の科学

星読み

占星術の勉強をちまちまと続けていますが、最近、マンデン占星術というものに興味を持ち始めました。

マンデン占星術とは

国家や社会の情勢をホロスコープから読み解きます
春分図、夏至図、秋分図、冬至図や始原図(国の出生図)が有名です
特に春分の時間で場所をその国の首都にして作成したホロスコープは1年間の国のあり方を示します
天候、天災、経済、穀物高など様々なことが読み取れる反面、あまりにも情報量が多すぎて肝心なことを見失ってしまうこともしばしば

出生図とは

対して、出生図は個人のホロスコープとなります。
11月20日の12時に東京で生を受けた方のホロスコープはこんな感じですね。


これはネイタルチャートとも呼ばれ、その人の一生のあり方を暗示するものでもあります
ですが、もちろんこれで全てが決まるわけではありません
実際に空を動いている惑星や、プログレスと呼ばれる手法で出生図の惑星を動かすことにより、そのとき、そのときの様々な状況を浮き彫りにしてくれます

マンデン占星術と出生図

二つを見比べていると、あることに気がつきます
例えばこの夏至図(夏至では太陽☉の度数が0度ピッタリとなります)

この日に産まれた人はこの夏至図と同じホロスコープを持って生まれてきます
その同じものを使って、かたや国家を、かたや人を占うということは可能なのでしょうか?
そのことが私の素朴な疑問でした
何でも占えるということは、なんにも占えないことの裏返しなのではと

しかし勉強し始めて、私は「あぁ」と納得しました。
マンデン占星術がデータの積み上げなら、出生図はその瞬間の切り取りなのです
例えば、マンデン占星術では地震が起きた日のホロスコープを解読して予測につなげられないか?ということを考えている方がいらっしゃいます
私も着手していますが、これは一朝一夕で出来ることではなく、数学的なデータを地道に積み上げることで初めて分かることです
また、ホロスコープだけでなく別の観点からも見る必要性があるでしょう

経済を見たいなら、世界大恐慌、リーマンショックなどのホロスコープを解読し、そのデータを積み上げなければお話になりません

対して出生図は産まれた瞬間の空の切り取りです


双子でさえも産まれた時間が違うことで、ホロスコープは僅かに変化します
そこにあるのはデータと言うよりは、心を伴った灯火のように私には思えるんです

どうしてこう思ったのか

私の子どもには持病があります。様々な検査(恐ろしく痛い検査もありました)を経て数値を積み上げ、結局、何が分かったでしょうか。
原因不明
この4文字でした
そのときの私の落胆は今も心の中に針のように残っています

我が子を数値化するのではなく、もっと構造的に見ないと
そう考えて、子どもの健康と向き合ってきました
今は幸いに持病は落ち着いていますが、今後は何があるかは分かりません
この経験を経ていたので、私はホロスコープをデータの一部として読むことに最初は抵抗がありました
けれどマンデン占星術と比較することで初めてその抵抗が瓦解したのです。

データではなく道しるべ

個人個人が持つオリジナルの道しるべ
それこそが出生図(ネイタルチャート)だと私は思っています


今までにご好意により幾人かの方の出生図を読ませてもらってきましたが、みんな個性的!
自分の弱いところ、得意なところ、そういったものが浮き彫りになっているのでホロスコープと向き合うことで自分の個性を生かしていくことも出来るはずです
また、私のような不出来な親には「うちの子、どうしてこうなの?」という苛立ちという名の疑問を解消する道しるべにもなりました

出生図という灯火を手に、それを道しるべとして歩き出す
素敵だなぁ、と心から思います

私は自身のホロスコープがとても息苦しくて辛いホロスコープです
でも、最近は少しずつ好きになれてきました
たぶん、そんな辛いホロスコープだから人の痛みに寄り添いたいと思っているのかなと自画自賛してみたり(^0^;)
自分語りになってしまいましたが、これからも細々とでも占星術の勉強を続けていきたいです

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